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インターン生の僕が営業で社員に勝つと決めた瞬間と取った行動

僕は小学生の時からハンパではない負けず嫌いでした。例えば喧嘩。どう考えても絶対に負ける、ガタイが2回り大きい同級生であっても、バカにされることがあろうものなら喧嘩をして、しっかり負けていました。
 
 
 
受験勉強でいうと参考書を使わずに赤本をひたすらやり続けるタイプなので、身体を鍛えたりせずにひたすら実戦で喧嘩を重ねてひたすら負け続けました。何故か口喧嘩だけは強く、相手の嫌がることを言うことができてたので、それが災いして、殴られて、これまた負けていました。
 
 
 
小3で「僕、霊感あるねん。」と言っていたので以降6年間「今、幽霊どこにいる?」と聞き続けたら最初は殴っていたのに、だんだんと口を聞いてくれなくなったダイキくんも今では1児のパパです。結婚おめでとう。お幸せに。
 
 
 
そんな負けず嫌いだった僕は大学生になっても負けず嫌いでした。大学3年生から卒業までの約2年間を企業でのインターンに捧げていたのですが、そこで任されていた業務は「営業」。当初はただただ先輩社員に付いていくのが精一杯で、ひたすらインプットの連続でした。
 
 
 
しかし、ある日の営業前、「この企業様へのご提案は筆者くんに任せるから」と言われました。はじめてアウトプットのチャンスをいただいたので僕の心境としては、「よし絶対に決めてやる」という気合い。
 
 
 
アポ当日、僕は練習通りプレゼンを開始しました。プレゼンの概要をお伝えし、サービス概要をお伝えし、価格をお伝えする、、、という順番のはずでしたが、開始直後、僕が緊張で変な間を開けてしまった時、先輩がサービス概要の説明をはじめたのです。
 
 
 
確かにはたから見ても僕のプレゼンはグダグダで、先輩は僕をフォローしてくれたのだと思います。ただ、僕はひたすら悔しくて、せっかく頂いたチャンスを無駄にしてしまったという無力感に苛まれました。
 
 
 
それが僕の転換点だっと思います。これまでは「先輩」として見ていた方は、ライバルにかわり、「もう仕事を取られたくない」という気持ちが働きました。これまでは「ここ、プレゼンしていいよ」と言われた時に、準備してプレゼンしていましたが、この一件以降、「この企業は僕がプレゼンします!」とお伝えするようになりました。たしか、「していいですか?」ではなく「します。」と報告していたように思います。
 
 
 
次のアポ日、前回同様にプレゼンを開始しました。しかし、これまた同様に緊張していたように思ったのか、先輩が途中から説明を入れてこようとしたのです。しかし、僕はガン無視して話を続けます。(お客様からすると同時に2人が話すという意味不明な状況だっただろうなぁ。)
 
 
 
プレゼンが終わり、お客様からいくつかご質問をいただきます。これまた先輩が回答しようとしていましたが、少し大きめの声で僕がそれに回答を重ねます。先輩の目は点。「どうしてしまったんや」という表情をしていました。一切の躊躇なく続けます。
 
 
 
プレゼンの時間も終わり、2人で帰路につきました。「怒られるかなー。エヘヘ(⌒-⌒; )」と思っていたのですが、意外とそんなことなく何事もなかったかのようにその日は終わりました。しかし、それから僕はその先輩から「一緒に営業行こう」と誘ってもらえることも増え、一人で営業に行く機会も増え、どこか「認めてもらえたのかな」と言う気がして嬉しかった覚えがあります。
 
 
 
今考えると事業も立ち上げ時期で絶対に結果を出さねばならない状況だったんだろうなと思いますが、それでも任せてくれた先輩には感謝です。ちなみにそのプレゼンは成功し、初受注を獲得することができました。インターン生なんだから、話す技術などで勝てるはずなんてないのでとにかく黙ってぶつかって行く事が大切なんだと実感した経験です。

多少強引であっても、と言うかかなり強引であっても、自分がやりたい事は許可をもぎ取るべきだし、許可が出なくてもやれるだけやってみるべき。怒られたら「ごめんなさい エヘヘ(⌒-⌒; )」と言っておけばどうにかなります。し、ポジティブなチャレンジは意外と怒られません。少なくとも弊社のインターンではブチギレる事はおそらくないので、積極的にチャレンジしてもらえれば嬉しいです。ただ、失敗したらすぐに報告してね(笑)絶対にカバーするから。
 
 
 
以上、営業だけではなく、ポジティブなチャレンジは大歓迎と言うお話でした。
 
 
 
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