こんにちは!インターン生の野呂です。Dekiroute[デキルート]で学生さん向けに記事を配信するようになってからもう少しで1年がたちます。 この1年間、何度も方向性を考え直して「どうしたらより多くの学生さんに見ていただけるか」と試行錯誤してきました。ただ未だに改善点がちらほら。どうしたらうまくメディア運用できるのかなーと思っているところで、大学生が運用するメディアを発見!というわけで、メディア運営についてお聞きするべく、京都の情報発信メディア「KYOTOSTYLE」運営している安藤直杜さん、南部匡寛さん、安藤奨馬さんの3人にインタビューしてきました!
KYOTOSTYLEとは?
今日は宜しくお願いいたします!さっそくですがKYOTOSTYLEについて教えてください。
はい、宜しくお願いします!
KYOTOSTYLEは、「京都をつまみ食い」をテーマに京都の飲食店や観光施設などの情報を発信するメディアです。Instagram、Twitter、WEBで情報発信していますが、一番リーチできているのはInstagramですね。
Instagramの運用を開始して1年でようやくフォロワーが4万をこえたところ。今は僕たち3人でInstagramを運営しています。(安藤直杜さん)
3人で運営してるんですね!SNSって色々種類があると思うんですが、Instagramを選んだのはなぜですか?
端的に言うと「流行るかも!」という可能性を感じたからです。Twitterが流行り始めた時と同じような予感がして。京都という土地に特化したアカウントがそこまでなかったので、半分勢いも余ってアカウントを開設しました。 (南部匡寛さん)
京都は国内外問わず注目される観光地ですもんね。私もInstagramを利用していますが、Twitterより閉鎖的な感じがします。
そうですね。タイムラインには自分がフォローしたアカウントの写真だけが表示されるので身内感というか、クローズド感があります。自分が欲しい情報を探す時はハッシュタグを使って探すのが主流になっているようです。
そういったハッシュタグの活用をしやすいという観点でTwitterとはまた異なったポテンシャルを感じたんです。現にKYOTOSTYLEはハッシュタグを工夫してフォロワーを増やしていますし、Instagramの特性を生かしてます。(南部匡寛さん)
Instagramの潜在力を感じてたんですね。すごい!
誰に愛されるかを選択する 女性特化のブランディングを
KYOTOSTYLEめっちゃおしゃれ!女子ウケがよさそうですね。
その通りで、フォロワーの方は女性が大半です。というよりInstagramの特性として女性ユーザーが多いのもあって、とことん「女性ファン」を意識しています。一旦男性からのウケは捨てるくらい「女性ウケ」に注力していますよ。誰に愛されるべきか取捨選択するのも有効なブランディングのひとつだと思うようになりました。とことん女性にモテるために女性の趣味嗜好を知ろうと努力しています。
全員に好かれなくても良いけれど、ターゲットとする層には絶対的に好かれるようなブランディングを意識しています。 (安藤直杜さん)
私の周囲の女性は皆Instagramをやってます!私も飲食店に行ったらとりあえず料理の写真撮ってUPしちゃいます。
そうですよね!飲食店に行ったら料理写真を撮るのが当たり前になりつつあります。しかも世界中のインスタグラマーに見られることを想定してのアップロードが増えています。
スマートフォンでの加工アプリも多々ありますし、一個人が世界中に情報発信する文化が根付いてきましたよね。
むしろInstagramにフォトジェニックな写真をアップする目的で飲食店を探す女性もいます。最近はInstagramで写真を見て飲食店を探すっていうやり方もありますよ。料理の見た目から行きたいっていう気持ちが喚起されるんですね。(南部匡寛さん)
飲食店のリサーチから拡散までがInstagramだけで完結してしまうのですね!驚きです。
変化に反応し続ける SNS運用の苦労とは
開始1年で4万フォロワーってすごいですね。Instagramでブランディングする上で苦労したことってありますか?
そうですね、写真のクオリティや情報発信の頻度など苦労をあげるとキリがないですが、1番苦労しているのはSNSの機能拡充、削除されるタイミングですね。
Instagramって短期間の間にかなり多くの機能が追加されてるいるんですよ。たとえば最近だと「ストーリー」っていう、写真や動画をスライドショーのような形式で投稿できる機能が追加されました。これって僕たちにとってはすごく良いチャンスだったんです。既にKYOTOSTYLEをフォローしてくれているユーザーにより濃い視覚情報を伝えることができるので。(安藤奨馬さん)
じゃあ今まさにInstagramの波がきてますね!
でも機能が増えるとユーザーの思考が予測しづらくなったりもする。機能が削除されたから絶対的にピンチ!っていうことでもないし機能が追加されたから絶対的にチャンスでもない。Instagramの仕様が変わるたびにチャンスとピンチの繰り返しです。
ユーザーが増加傾向にあるSNSは機能の拡充スピードがはやいので、変化に反応し続ける必要がありますね。(安藤直杜さん)
Instagramが機能変更するたびに方向性を考えなければならないということですね。
成長しているSNSはユーザーが多くてビジネスチャンスがあるからこそ新規参入してくるアカウントも多いですよ。地域に特化した情報発信をしているアカウントは他にも山ほどあります。その中でもKYOTOSTYLEを選んでもらうために「京都をつまみ食い」というコンセプトはぶらさず、より多くの方に共感してもらえる情報を発信していこうと思っています。(南部匡寛さん)
伸びているSNSの運用って大変なのですね。。参考になりました!有難うございます!
まとめ
しっかりとInstagramの特性を掴んで運用していたKYOTOSTYLEさん。その中には色々な工夫があったのですね。
KYOTO STYLEさんでは新メンバーを募集されているそうです。
以下に当てはまる方、ちょっと話だけ聞いてみたいなという方は連絡先までどうぞ!
・カメラマン
・ライター(未経験可)
・京都が好きな方
・イベント企画に興味がある方
・面白いことに挑戦したい方
連絡先: kyoto.style.official@gmail.com