女子学生就活のプロに聞く『成長する学生像』/ 株式会社UALinks 代表取締役 廣岡様 | Dekiroute[デキルート]
インタビュー

女子学生就活のプロに聞く『成長する学生像』 / 株式会社UALinks 代表取締役 廣岡様

 
女子学生就活のプロに聞く『成長する学生像』 / 株式会社UALinks 代表取締役 廣岡様 

こんにちは。インターン生の野呂です。 
18卒の就職活動がいよいよ解禁しましたね!と言いたいところですが、既に内定を貰い、入社先を決めた学生がちらほら。動き出しが早い学生は大学3年生の春から就職活動を視野に入れてセミナーやインターンシップに参加しています。
「GPAが低いと内定がもらえないってホント?」「サマーインターンに参加せず本選考からでも間に合う?」などと私自身も噂に翻弄される今日この頃。「就職活動ってなにから始めたらいいの?」と言う友人もかなり多いです。そこで、日本全国の女子学生の就職活動を支援する株式会社UALinksの廣岡社長に就職活動のあれこれを聞いてきました。 

 

 
女子学生就活のプロに聞く『成長する学生像』 / 株式会社UALinks 代表取締役 廣岡様
 
 
廣岡絵美さん / 株式会社UALinks代表取締役 

大手航空会社就職後専業主婦となり32歳で株式会社UALinksを設立。 
現在は女子学生の育成事業、就職活動支援事業に力を入れている。  
 

 

「成長意欲のある学生を」就活美人プロジェクト 

 
 
「成長意欲のある学生を」就活美人プロジェクト 

まずは御社の事業内容について教えていただけますか? 
 

女性が活躍しやすい社会をつくっていく」というところを軸に事業展開しています。 
その中で「女性活用推進」と「女性採用促進」の2軸で多くの企業様、学生の皆さんと御縁を頂いています。 
「女性活用推進」の観点では、既存社員の育成支援をして、女性が働きやすい社会をつくっていく。「女性採用促進」という観点では、女子学生の採用支援を行い、働く女性の母数を増やす取り組みをしています。最近は「就活美人プロジェクト」というキャリア志向の女子学生を対象とした試みをも行っています。 

 
就活美人プロジェクトとはどのような取り組みですか? 

 
単なる人材紹介やマッチングではなく、女子学生がもっと輝くためのキャリア支援教育から企業と出会う場をつくるなど幅広く着手しています。プロジェクトの一環で「就活美人大学」というサービスを立ち上げて成長意欲のある女子学生を集めて研修をしたりもしていますね。本当に輝いてる学生が多いですよ!大学2年生からウチでイベント運営したり企業への営業同行したり。オトナ顔負けって表現がすごく合うと思う。 

 
そこまでいくと社会人となんら遜色がないですね。目的は違えど、成長意欲のある学生さんって素敵だと思います。 

  
本当にそうですよね。いま優秀か?即戦力になるか?ではないと思っています。学生さんのお話を聞いていると、「とにかく頑張りたい!」っていう子もいれば「男に頼らず生きていきたいから若いうちにスキル身に付けたい!」っていう子もいたりして、一人ひとりたくさんの目的があると感じています。ただ、そういった成長意欲はあるのに「頑張る場所がない」とか「何から始めたら良いかわからない」という学生さんも多い。そういった女子学生の皆さんに機会を提供するというのが事業の中核にあります。 

 
 
 

「自主性」という言葉の重み 

 

「自主性」という言葉の重み
 

私もいま就職活動世代なので非常に気になるのですが、内定をとれる学生にはどんな特徴があるとお考えですか? 

 
やはりさっき言ったように「成長意欲がある」っていうのは必須ですね。あと、ポテンシャルの高さには「素直さ」の関わりが大きいです。企業は「素直さ」を学生が思う以上に求めます。「素直さ」=「吸収意欲」と言ってもいいかもしれませんね。加えて「ポジティブ」というのも重要な要素です。自己PRが上手い学生さんって自分のことを認められるポジティブさがあるから、企業側からも共感されて内定にたどり着くまでの距離が近いんですよね。 

 
「成長意欲」「素直」「ポジティブ」の3点ですね。有難うございます。では、そのために学生のうちにやっておいた方がいい!ということがあれば教えてください。 

 
自主性を重んじる生活をすることですね。「自分で選択する」ということを繰り返してほしいです。「他の人がこうしてるからこうする」、ではなくて「私がこうしたいからこうする!」でなければならないと思います。敷かれたレールに乗っかるのではなくて、極端に言うと「周りが右に行くなら左に行く!」くらいして周囲との差別化を図ってほしいです。大事なのは自分の意思を持って選択すること。
自主性がある学生は自分で選択して行動するサイクルを繰り返すから場数を踏んでいる分人生経験が豊富だし、ポジティブさもある。若いうちは周りの支えがあってやっと半人前なので、応援してあげたくなる要素がある学生さんは企業側から見ても魅力的ですね。社会人も学生もよく「自主性」という言葉を使うけど、本質を理解した上で、自主性を身に付けてほしいです。 
 
 
 

社会から求められる自分になれるか?で1社目の選択を 

 

社会から求められる自分になれるか?で1社目の選択を
 

大手企業からベンチャー企業まで、御社はたくさんの企業と提携されていますが、こんな学生はこんな会社に行くべきだ、といった感覚はありますか。 

前提を言うと、UALinksが御縁を頂いている企業様は規模が違っても女性が活躍できる環境がある会社、またはこれから女性が活躍できる環境をつくっていく方向性がある企業だけなんです。一定ラインの受入体制を持っていない企業様は御縁をいただかないようにしていて。ですので、うちに加盟してくれている企業はどの規模でも自分が頑張れば成長できる環境は整っています。あとは会社の風土に合うところに入社を決めるっていうだけですね。大手でもベンチャーでも活躍できるのは自分の可能性を否定せず突っ走れる人だと思うし。 

なるほど。成長できるかどうかは会社規模に関係なく自分次第っていうことですよね。 

 
その通りです。たくさんの学生さんとお会いしていると、やっぱり企業名やブランド力だけで大手企業を志望している学生さんにも会います。大手企業が良くてベンチャー企業が悪いなんてこと絶対ない。逆に今のトレンドで言うと一部の学生の間で「大手は成長できないからダメ、ベンチャーじゃないと成長できない」というのもありますね。どちらも間違いで、仕事をするのは自分なんだから成長できるかどうかは自分次第。でも成長を求めるなら女子こそベンチャー企業を選択するのはおすすめですね。ブランド名だけで企業を判断してベンチャーを一切見ないっていうのはすごくもったいない。 

 
廣岡社長から見てベンチャーの良さってどこなんでしょう? 
 

大手でも成長はできるけど、若手のうちはベンチャーの方が成長スピードがとにかく速い。なぜかというと、裁量が大きいから。もう少し細分化して言うと、まだ出来上がっていない中で仕事ができるから。社内制度から事業内容まで多くがこれから発展させていく時期で、ゼロから生み出す場数をたくさん踏めるんです。これをプラスに受け止められる人はベンチャー企業が向いてると思います。成長せざるを得ない、強制的に成長しちゃうっていうのがベンチャー企業。 
産休や育休を取得して職場復帰したいなら、社会から求められる自分でいないと会社も求めてくれない。となると若いうちにベンチャーでスキルを身に付けてどこでも活躍できる自分を仕立ててあげるっていうのもキャリア設計の一つとして正解だと思います。 

 
産休や育休を取得する権利だけ主張していてもいけないということですよね。その分、「ぜひ働いてほしい」と求められるような自分でありたいですね。 

 
 

《まとめ》内定=ゴールではない

 
 
今回のインタビューを通して、「成長」というワードがたくさん出てきました。会社規模に関係なく成長できるかは自分次第。改めて「内定を貰うことは通過点でしかない」と認識しました。 
また、結婚や出産などのライフイベントが多い女性こそ、早い段階から成長できるベンチャー企業が向いているのかもしれないですね。私も将来を見越し、後悔のないよう就職活動に取り組んでいきたいと思います。 
 
 
 

お知らせ

 

今回お話を伺ったUALinks廣岡社長が展開する「就活美人大学」は、自身の魅力を高めるのにうってつけです。「意欲はあるけど何から始めたらいいのかわからない!」という学生さんはぜひ一度、面談を申し込んでみてはどうでしょうか。 

就活美人大学のURLはこちら 
https://shukatsubijin-daigaku.jp/

この記事を書いた人

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maki noro

インターン生/2014年8月入社/同志社大学商学部

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