どうも、無茶ブリにはめっぽう弱いやだっちです。
お酒の飲める年齢の先輩って本当に無茶ブリ多いんですよね。。。
飲み会の席でもやれ飲めだ、やれ一発芸しろだ雑なフリが多くて困ってる1,2回生もすごい多いと思います(お酒は20歳からですよ!!!!!!)
そんな環境の中で好かれる後輩って
・体を張れる
・フットワークが軽い
・話が面白い
この3つが大半です。
自分はフットワークこそ軽いですが、話が特別面白い訳でもなく、体を張ることに関しては大がつくほど嫌いです。
今までそんな危機はしれっと他人に責任転嫁をすることで逃れてきました。
そんな私はとある経緯で東京から京都までヒッチハイクをすることになり、話も面白くない、体も張れない私にとってはなかなかに過酷な状況に陥りました。
ヒッチハイクのマナーの1つに「絶対に寝てはいけない」というものがあり、結果的に私は述べ20人弱と約9時間会話し続けていました。
※東京↔︎京都は車でぶっ通しで走って約6時間かかるので9時間って結構早いんですよ(ドヤ顔)
実際に私が「乗せてよかった」と喜ばれるように凝らした様々な工夫の中から今回、「これは先輩相手に世渡りしていくにも使えるのでは?」と考えたノウハウをご紹介します。
コツ1 自己開示をする
簡単に言うと、「自分が何者か相手にきちんと伝える」ということです。
ことヒッチハイクに関して言えばここがかなり重要です。
警戒心を解くためには「どういう経緯で、何のためにこんなことをしているのか」を相手に伝えることで自分は安全な人間であるということを理解してもらう必要があります。
例えば初対面の人にいきなり
「先輩、今度ご飯行きませんか!」
とだけ言っても関西の人に言わせたら100人中100人に
「いや、お前誰やねん」
で一蹴されてしまいます。
それではこれならどうでしょう。
「先輩、僕先輩と地元一緒で、地元の〜についてお話聞きたいんでよかったら今度ご飯でも行きませんか!」
今読みながら「あ、いいよ」って言いかけたでしょう?
これだと相手は
・地元が一緒
・〜について聞きたいらしい
という情報を得られるので不審には思われません。
警戒されたままではヒッチハイクで車にのせるもクソもありません。
距離を縮めるためにまずは相手の心のガードを解くことから始めましょう!
コツ2 観察をする
人間誰しも何らかのこだわりってありますよね。
こだわってることに関しては熱く語ってしまう人がほとんどです。
語ってる人たちって聞いてもいないようなことまで話してくれませんか?
そうなったら我々の勝ちです。
だって質問する必要がないんですもん!!!!!
リアクションをとるだけの少ない労力で相手はどんどんノってきます。
プリウスもびっくりの燃費のよさです。
そのツボを押さえるために必要なことが相手を「観察」することです。
目をつけるポイントとしては
・その人の身近にあるもの
・声のボリュームやトーンが上がった単語(会話の中から探るのであれば)
この技で私はトラックの運ちゃんから3時間娘の話をされ、最終的に自分が認められ、婚約にまでこぎつけることに成功しました!
ヒッチハイクと違い、先輩との接触には事前準備の時間があるのでSNSや知り合いを通じて探っておくのも1つの手かもしれません。
コツ3 聞き上手になる
いくら相手の好きなものを話させても適当に聞き流しては逆効果です。
ここでは相手に気持ちよく話してもらう小技を紹介したいと思います。
リアクションや相槌を大きくすることによって相手に「自分の話をちゃんと聞いている」ということを伝えましょう。
とは言っても何て言ってあげていいのかわからない。。。
みたいな人向けに簡単にリアクションができる魔法の言葉を伝授します
「アイウエオ + 一言」です。
例にあげるなら
「あー!なるほど!」
「いやー、さすがです!」
「うーん。。。それはひどい」
「えー!すごい!」
「おー!かっこいい(可愛い)!」
このアイウエオの便利なところはアイウエオを言っている間に次の一言を考える余韻の時間があるのでアドリブ力を必要としない点です。
こんな感じでアイウエオさえ押さえておけばだいたい何とかなります。
オウム返しとは相手の言葉を繰り返すことです。
これを自分の言葉のはじめに持ってくることで
「話を聞いてくれている」
という印象を与え、かつ論点の再確認もできるのです。
Ex)
A「○○について何だけどさー」
B「○○?どうされたんですか?」
こんな感じです。
しかし、こんな優秀なオウム返しも注意点が2点あります。
それは
連続して3回以上繰り返さない
ということと
言い間違えはオウム返ししない
ということです。
これは乱発することによって相手に
バカにされている
揚げ足を取られている
といった印象を持たれてしまうからです。
会話たるものテンポが命です。
ちょっとした「間」がせっかくの流れを壊してしまう恐れがあるので、相手に「間」を作らせないことが肝になってきます。
そこで大切なのが「YesかNoで答えられる質問」です。
YesかNoで答えられれば、わざわざ相手が一度質問を咀嚼し、飲み込む手間が省けるので会話を途切れさせる「間」を生むリスクを減らすことができます。
また、その手間を省くことによって一度考えなければいけないという相手のストレスを緩和できるので、相手を疲れさせない会話ができます。
これで喉が潰れるまで喋ってもらえますね!!!!!!!
最後は話の内容についてです。
話には食いついているけど、あまりノってきてくれない。。。
そんなあなたはこんな聞き方してませんか?
Ex)
A「昨日○○っていう映画見てきてさー!本当に面白かった!」
B「何それ!面白そう!どんな映画なの?」
・・・・最悪です。
実はこの場合、Aさんの話のはずが、いつの間にかBさんの話に変わっているんです!
いわゆる、「話の主導権が変わっている」というやつです。
人間は自分について話している時に満足感を感じています。
例ではAさんの提案した話題の「事実」についてはふれていますが、Aさんの「気持ち」にはふれられていません。
つまり、Aさんは自分のことは話せていないのです。
これでは満足感を得られないどころか、話したいこととは別のことを話さなければいけないというストレスを感じてしまいます。。
この場合は
A「昨日○○っていう映画見てきてさー!本当に面白かった!」
B「何それ!面白そう!どんな所がよかったの?」
がベターです。
これによってAさんは自分がよかったと思う所という「気持ち」にふれた話ができます。
そうすれば、相手に自分に興味を持ってくれているという印象を与えられます。
この技の便利なところは
「気持ち」を聞くことで相手が一番話したいことを勝手に話してくれるところです。
押しポイントがわからなくてもこの部分を伝えたい!という相手のニーズを引き出すことができるのです。
ヒッチハイクには先輩・取引先に好かれるスキルが詰まっている!
今回はヒッチハイクの経験からうまくいったことを分析しましたが、社会に出てから上司や取引先に好かれるコツも詰まっている気がします。
このヒアリング術をうまく利用すればOB/OG訪問している就活生のあなたも面接突破間違いなしです!
こんな感じで体張るような体育会ノリがなくたって後輩力は鍛えられます。
コミュ力に自信がない人こそ、一度ヒッチハイクに挑戦してみるのもいいかもしれません!