【使える!】講義ノートを嫌がられずに借りる方法 | Dekiroute[デキルート]
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【使える!】講義ノートを嫌がられずに借りる方法

【使える!】講義ノートを嫌がられずに借りる方法

みなさんはどのようにテスト勉強をしていますか?

 
【1】教科書を一通り読む
【2】レジュメやメモ、講義ノートを復習する
【3】あきらめて寝る
あきらめて寝るのは冗談ですが、これ以外にも有効な手段が、
 
「友達から講義ノートを拝借し、効率良くポイントを絞る」
 
です!
この経験がある人はきっと多いのではないでしょうか。
 
しかし、友達から講義ノートを借りる際、
3日前や場合によっては前日になってから、
友達にお願いLINEを送ることが多くないですか?
 
この行動、実は大きなリスクが隠されています。
それは、友達に不愉快な思いをさせてしまい、最悪の場合テスト勉強ができないということです。
 
なぜなら、3日前や前日という時期は、
お願いする友達も勉強に多くの時間を割きたいからです。
 
単位取得のためにのラストスパートの時期に、
突然講義ノートを貸してくれと言われても、
「今使っているから貸したくない」
 
そして、しっかり講義を聞いていた証しが講義ノートですから、
「わたしは毎週真面目にノート取っているのに、
時間と労力をこんなにも簡単に手渡して、
単位をやすやすと取っていくとか思ったら何か少しもやもやするな~」
 
という本音がきっと心のどこかにあるのではないでしょうか。
 
いつも協力してくれるのは、友達だからという理由だけです。
 
快く講義ノートの貸し出しを承諾をしてもらうには、
早めに行動を起こすことです。
では具体的にどのようにすればいいのでしょうか?
上手な例(Aさん)と、あまり好ましくない例(Bさん)を比較して考えていきましょう。
 
 
 

先行管理を行おう!

 
scheduling
 
 
 
嫌われずに確実に講義ノートを借りる方法として、
「先行管理」を行うとよいでしょう。

先行管理とは、他人に物事を依頼する可能性が出てきたタイミングで、
「◯◯はこう考えるはず、◯◯をし始めるはず」
などの、未来の予測を予め立てておいて、スケジュール管理をすることです。
 
例えば、履修登録や授業の第1回が始まったタイミングで、
Aさんは自分と履修授業が2つ以上重なっている友達を見つけます。
 
Aさん:「俺はこの授業のノートを取っておくから、Aさんはこの授業のノートとっておいて!」
自分:「いいよ!」
Aさん:「テスト2週間前の△月△日の2限目が終わったら食堂で交換しよう。」
Aさん:「△月△日の1ヵ月前と、前日にもう一回連絡するね」
自分:「了解!(手帳にメモ)」
 
このように全体のスケジュールを先に置いて、
Aさんと一緒に共有しておくことによって、
貸し借りをスムーズに行うことができます。
 
手帳にメモまで残しておくこともポイントです。
言った言わないのトラブルを防ぐことができ、
「忘れていた」となる可能性も低くなります。
 
一方で、テスト前日に「講義ノートを借りたい」と連絡してくるBさん。
 
Bさん:「明日のテスト何も勉強していないんだよね。授業もあんまり出てないし。」
自分:「へえ、そうなんだ。やばいね、間に合うの?」
Bさん:「だいぶ焦っていて・・・。できれば講義ノートを貸してくれない?」
自分:「え、うん、まあいいけど」
 
前もってお願いしていた上に、
別の講義ノートを貸してくれるBさんと比べて、
あなたならどちらに貸したいですか?
 
 
 

リマインドを行おう!

リマインド

全体のスケジュールを共有し終えたら、
次は定期的な「リマインド」をかけてみましょう。
 
リマインドとは「思い出させる・気づかせる・呼び起させる
という意味であり、リマインドを行うことによって、
物忘れ防止効果や信用の獲得に期待できます。
 
せっかく早くから先行管理を行っていても、
リマインドをせず、直前になって相手がやってくれたか確認するだけでは、
結局、突然お願いすること(責任の丸投げ)と大差ありません。
 
先ほど例にあげた、先行管理の場面でのAさんの発言をみてみましょう。
 
「テスト2週間前の△月△日の2限目が終わったら食堂で交換しよう。」
「△月△日の1ヵ月前と、前日にもう一回連絡するね」
 
このようにAさんは言っていましたよね。
「△月△日の1ヵ月前と、前日にもう一回連絡するね」
この内容がリマインドに当たります。
 
例えば1か月前の場合であれば、
Aさん:「△月△日の2限目が終わったら食堂で交換する約束をした、
    講義ノートのことだけど、進捗どう?交換の日時も大丈夫?」
自分:「うん、しっかり進めてるよ。日時も大丈夫。」
Aさん:「担当している方は毎回しっかりノート取ってるよ。
   過去問の☐☐が頻出らしいから12ページの部分詳しめに勉強するといいよ!」
自分:「そうなんだ!ありがとう。」
 
一方で、Bさんの方は
Bさん:「昨日のMステみた?」
自分:「ああ、見たよ」
Bさん:「乃木坂はやっぱりかわいいよね」
自分:「あ、うん・・・」
 
Bさんのように頼んだことすら忘れているのと、
しっかり追っかけてリマインドを行うのでは差は歴然です。
 
 
 

感謝の気持ちを伝えよう!

お辞儀

さて、リマインドも行って無事に、
△月△日の2限目に食堂で講義ノートを交換できました。
 
この後のポイントは2つで、
1つ目は借りた講義ノートをいつ返すのか。
2つ目はしっかりと御礼を述べる。
以上の2点です。
 
まず、返却がいつなのかわからなければ、
友達がいつからテスト勉強が始められるのか不安になります。
 
「明日の14:29に、学校の正門前で返すよ」
「今からすぐに写メを撮ってこの場で返すよ」
 
このようにいつ返すのかはっきりさせておきましょう。
具体的な日時と場所の指定、
そしてできるだけ迅速に返却することがスマートな対応です。
 
最後に、講義ノートの返却の際には、
とても参考になったことを感謝の気持ちをこめて、
しっかりお礼をしましょう。
 
友達だからといって感謝の気持ちを伝えることに、
適当になってはダメです。
 
友達だろうと、親だろうと、バイト先の同僚だろうと、
親しき中にも礼儀ありです。
 
何かをいただいたら必ずお礼ができることは、
人として立派なスキルです。
 
キットカットやコアラのマーチなど、
なにか形あるものを一緒に添えてあげると嬉しいですよね。
 
 
 

【まとめ】

いかがでしたか?
 
仮にテストが7月26日とすると、全体の流れの例は次のようになります。
 
7月26日(テスト)

7月13日(返却、お礼)

7月12日(2週間前、講義ノート交換)

7月11日(前日リマインド)

6月12日(1か月前リマインド)

4月6日(先行管理=同じ講義の友達とスケジュール共有)
 
講義ノートを借りるというちっぽけなことでも、
このように早期に丁寧にお願いすることで、
友達に嫌われずにテスト勉強に励むことができます。
 
ノートを借りることだけでなく、嫌われず協力関係を築けるということは、
社会に出てからも評価されるスキルの一つです。
 
ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

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大金

インターン生/2016年4月入社/立命館大学法学部

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