こんにちは。インデン長期インターン生のRKです。
このブログを目にする学生の皆さんなら、もう就職とか意識されていると思います。仕事って大体40年くらいやるわけで人生の半分以上を占めます。となると、当然仕事は人生において重要な要素になり得ると思います。どうせ仕事をするなら、「仕事がデキる人」になりたい。
そこで「仕事がデキる」とはどんな人なのか、改めて考えてみることにしました。
勉強がデキる=仕事がデキる、とか思ってませんか??
就活を始めるにあたってまずは自己分析だ!とかこの企業行きたい!とか考え出すと思いますが、
ある程度考えたところで(一部の超優秀な人を除いて)こんなこと思った経験はありませんか?
「あー俺(私)頭悪いからこの企業は無理かも。。。」
そもそも「頭が良い、悪い」の定義って何だと思いますか?勉強ができること?仕事ができること?
いまひとつ定義がはっきりしないように思います。
でも、僕がインターンや就職セミナーを通じて気付いたことがひとつあります。それは、
「勉強がデキる=仕事がデキる」は間違っている
ということです。
学校の勉強には正解が確実に存在します。それも大体一つだけ。
しかも正解にたどり着くための方法論も与えられている。
一方で仕事はどうかっていうと、正解がいくつあるかもわからないし、
そもそもそれが正解かもわからない。確立された方法論もない。
要は、教えられたことを忠実に守ればひとりでできるのが勉強で、
何が正しいのかわからない中で周りを巻き込みながら
試行、修正を繰り返すのが仕事です。
ここで、僕がインデンの長期インターンに参加して感じた、「仕事がデキる」人に共通する3つの要素を紹介します。
【その1】先をある程度予想した上で、すぐ行動し、実行できる
これがインデンで仕事を始めて最初に気付いたことです。
100%の構想を練ってから行動、は社会人の世界では遅すぎます。
時間をかけて絞り出した学生の100%の構想は、社会人にはタラタラ考えた末の40点の成果物としか見なされないことがあるからです。
それよりも、「やり直しになる部分があって当然だ」と覚悟のうえでスピード感を持って成果を出すことが重要です。
目的を定め、それに必要な要素と時間、
そして予想されるリスクを洗い出した上で行けると思ったら即行動する。
100%ではなく、70%でいいのです。
やってみてミスったらその都度修正をかければいい。
ポジティブシンキングでトライし続けることが正解への近道です。
トライしなければそもそも正解も不正解も生まれませんし、単純に打数が増えれば安打数も増えます。
《自分の意見を持つ=スベった時の恥、ボツった時の悔しさを飲み込むこと》自分だったらこうする、というものが提案であり意見。ただ、見る限り単なるお利口さんは臆病で心が弱い人である事が多い。結局カッコ悪い姿を一瞬たりともさらしたくないだけ。何度も言うが、ビジネスは打率ではなく、安打数。振って振って振りまくれ(インデン役員の言葉一部)
《プライドを捨てた人は仕事が早い》「ノリで動けない人は 、とにかくプライドが高い 。 「失敗してバカだと思われたらどうしよう 」 (中略)そんなことばかり心配して 、 弱い自分を守ろうとする 。」堀江貴文さんの書籍より。即、手を動かし、早く失敗して、量を質に変えよう。(インデン社員の言葉一部)
【その2】巻き込むべき人を正しく判断し、的確に動かせる
5W1Hという言葉をご存知でしょうか。
いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、
なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)
という6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントのことです。
我々インデンには、5W1Hをさらに進化させた6W4Hという考え方があります。
6W
いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、だれに(Whom)、
なにを(What)、なぜ(Why)
4H
どのように(How)、どれくらい(How far)、
いくら(How much)、いくつ(How many)
という10 つの要素をまとめた、非常に端的な情報伝達のポイントのことです。
人を動かせる人に共通しているのは
6W4Hを的確に把握していることです。
しかるべき理由で、しかるべき人を、しかるべきタイミングで、しかるべき場所に配置し、
しかるべきことを、しかるべき方法でお願いしているのです。
この6つの要素を同時に考えるには自分に与えられたそのプロジェクトを相当深いレベルで理解する必要があります。
そしてこれは単に交渉力の問題ではありません。
当たり前のことと思うかもしれませんが、依頼するときは配慮が不可欠です。
そのタスクを依頼できる状態にできているか、丁寧にわかりやすく依頼できているかといったことも重要なポイントです。
とても難しいことのように感じるかもしれませんが、これは
一緒になって動いてくれる人に対して感謝の気持ち
があれば自然にできることだと僕は思います。
ストーリー性のない巻き込みに人は納得しない。なぜ自分なのか、何のための業務なのか、という気持ちにさせた時点で、その人が120%のパフォーマンスを発揮してくれることはない。シナリオを組み、ゴールを共通認識した上で、あなたにお願いしているのです、という盛り上げがなければ、人は動かない。(インデン元インターン生の言葉一部)
《伸びる人は、周りの環境を自ら整えてしまう人》GMO人事からの話。「当社の新卒採用では、先輩社員がその学生を『こいつ、可愛いな。手間かかっても面倒見てやりたいな』と感じた人だけを採用している。」と。周りに育てたい、助けたいと思わせるのも大切な能力。そのベースは感謝→貢献の精神で仕事しているかどうか(インデン役員の言葉一部)
【その3】現状を真摯に受け止め、今学ぶべきことに集中できる
今自分が置かれている環境の中で、自分が求められていることを理解し、
今学ぶべきことに集中することも非常に重要です。
できる人になるにはたくさんの知識を身に付けることが必要だと思いがちですが、
それは非効率的です。
その時に一番必要なことを早く察知し、問題解決のために必要なことだけを学ぶのです。
また、前例のあるケースに対しては
素直にその前例を踏まえて考えることも重要です。
経験のない自分の我流で得た解よりも、実際に成功した方法を参考にする方が正解に近づく場合もあります。
【その1】にも言えますが、余計なプライドは捨てて今自分がすべきことだけに集中できることも仕事ができる人の一要素だと思います。
《真っ先に身に付けるべき能力と、この先つぶすべき弱みを即答できるか》目の前の仕事が大変な時、それは純粋に自分の能力・知識・経験不足である証拠。うまくいくまで力をつけるのみ。逃げたら大きな成長機会はもう来ない。加えて自分の弱さや面倒くさがる点も無視しない。(インデン役員の言葉一部)
経験談をシェアしてもらう。自分自身が経験が浅い分、話を聞くことでそんな考え方もあるのかと驚くことが多かった。周囲の人に積極的にお話を聞いて、その人の経験のサンプルをストックすれば、今よりもっと柔軟にかつ的確な発想ができるはず。(インデン社員の言葉一部)
長僕自身まだインデンでインターンシップを始めて2週間しかたっていませんでしたが、これだけの気付きが得られました。それだけ学べる環境がインデンにはちゃんとあります。これからもここで働けることに感謝して少しでも以上のことが実践できるような人になりたいと思います。
読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。